IPA 独立行政法人 情報処理推進機構は、情報セキュリティ分野の研究者や企業の実務担当者など約120名のメンバーが選定した「情報セキュリティ10大脅威 2019」を公開、個人と組織それぞれの脅威のランキングとその解説を見ることができます。
情報セキュリティ10大脅威 2019
「情報セキュリティ10大脅威 2019」は、2018年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案から、IPAが脅威候補を選出し、情報セキュリティ分野の研究者、企業の実務担当者など約120名のメンバーからなる「10大脅威選考会」が脅威候補に対して審議・投票を行い、決定したものです。資料は、下記の3章構成となっています。
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構より
情報セキュリティ10大脅威 2019:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/10threats2019.html「情報セキュリティ10大脅威 2019」ランキング

個人は
1位 クレジットカード情報の不正利用
2位 フィッシングによる個人情報等の詐取
3位 不正アプリによるスマートフォン利用者への被害
4位 メール等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求
5位 ネット上の誹謗・中傷・デマ
6位 偽警告によるインターネット詐欺
7位 インターネットバンキングの不正利用
8位 インターネットサービスへの不正ログイン
9位 ランサムウェアによる被害
10位 IoT 機器の不適切な管理
組織は
1位 標的型攻撃による被害
2位 ビジネスメール詐欺による被害
3位 ランサムウェアによる被害
4位 サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃の高まり
5位 内部不正による情報漏えい
6位 サービス妨害攻撃によるサービスの停止
7位 インターネットサービスからの
個人情報の窃取
8位 IoT機器の脆弱性の顕在化
9位 脆弱性対策情報の公開に伴う悪用増加
10位 不注意による情報漏えい
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「第1章 情報セキュリティ10大脅威 2019 概要」ではランキングと2018年からの見直し、変更などを

「第2章 情報セキュリティ10大脅威 2019」では個人の脅威と

組織の脅威1位から10位の解説を

「第3章 注目すべき脅威や懸念」では

今後も継続的な脅威になる「AI技術を巡るサイバー攻撃の攻防」「東京五輪に向けたサイバー攻撃の備え」についての解説を見ることができます。
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