西之島の地形図と海図を改版し5月31日に発行、これまで撮影した空中写真の一覧などを公開

　国土地理院は、西之島の地形図と海図を改版し、5月31日に発行、これまで撮影した空中写真の一覧や面積と標高の推移などを公開したようです。

西之島の地形図と海図を改版 ～我が国の管轄海域がさらに約50平方キロメートル拡大～
　国土地理院と海上保安庁は、平成29年4月以降の噴火活動により拡大した西之島の地形や同島周辺の水深の変化を反映するため、西之島の地形図と海図を改版し、5月31日に発行します。
　平成29年6月発行の地図と比較すると、西之島の面積は0.17平方キロメートルの増加にとどまるものの、陸域が西側に広がることから、我が国の管轄海域（※１）の面積がさらに約50平方キロメートル（領海：約4平方キロメートル、EEZ:約46平方キロメートルで東京ドーム約1,000個分）拡大することになります。

国土地理院報道発表資料より

「資料１：令和元年5月31日に発行する地形図と海図の西之島 (PDF形式：229KB)」を開くとこんな感じで

5月31日に発行される地形図と海図に描かれる西之島を見ることができます。

「資料２：西之島の面積と最高標高の推移 (PDF形式：254KB)」では

平成4年（緑線）、平成29年（赤線）発行の地形図と今回発行予定の地形図を比較することができます。

「資料３：国土地理院がこれまで撮影した空中写真の一覧 (PDF形式：133KB)」は平成25年12月4日から平成30年12月1日までの空中写真の一覧を

「資料４：西之島の拡大に関連する管轄海域の拡大 (PDF形式：79KB)」は

西之島の拡大に関する管轄海域の拡大を見ることができ、平成25年噴火前から約100㎢増加とのことです。