JAFは、「信号機のない横断歩道」で歩行者が渡ろうとしている場面での一時停止率の調査を実施し、都道府県別の結果を公開したようです。
「信号機のない横断歩道」の車の一時停止率は8.6% ~前年から0.1ポイントの増加に留まる~ 一時停止率が最も高かったのは「長野県」
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 矢代隆義)は8月15日(水)~9月13日(木)に「信号機のない横断歩道」における歩行者優先についての実態調査を全国で実施し、その結果を公開しました。
■一時停止率8.6%。依然として9割以上のクルマが止まらない
調査は各都道府県2箇所ずつ、全国合計94箇所で信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(11,019台)に行ったところ、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止した車はわずか948台(8.6%)という結果となりました。前年の調査時と比べて0.1ポイントの増加に留まり、依然として9割以上のクルマが止まらない結果となりました
JAFニュースより
JAF|信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/crosswalk/index.htm調査は「各都道府県2箇所ずつ(全国合計94箇所)の信号機が設置されていない横断歩道
※センターラインのある片側1車線道路で、原則(箇所により例外あり)として、調査場所の前後5m以内に十字路及び丁字路交差点がない箇所で、道路幅員が片側2.75m~3.5m、交通量が3~8台/分(目安)とし、制限速度が40~60km/h程度の箇所」とのことで

全国平均は前年から0.1ポイント増加の8.6%。

各都道府県の一時停止率はこんな感じで

1位は長野県の58.6%、2位静岡県39.1%、3位石川県26.9%と中部地方は一時停止率が高いようです。

前年6月に実施した「
信号機のない横断歩道に関するアンケート調査(2017年6月)」で一時停止しない理由などを見ることができ

「自車が停止しても対向車が停止せず危ないから」「後続から車がきておらず、自車が通り過ぎれば歩行者は渡れると思うから」
「横断歩道に歩行者がいても渡るかどうか判らないから」
などが上位になっています。